生きがいなんて無い
実は自分に価値というものは無くて
何とか理由をつけて生き延ばしているのが現実
生きがいなんて見つけられていなくても
死にきれないならどこかには存在する
それは野に咲く花のように美しいものでは
ないのかもしれない
寧ろ下を向いた時に見える雑草が
足元を支える生きがいかもしれない
意味のないものに意味を見出す
生きがいを見つける最初のステップ
それは綺麗事
生きがいなんて
見つけたい人が勝手に指針にするもの
無くたって生きていける
スマホみたいに常に携得ておくべきものでもない
むしろ香水のように
その時々に纏いたいものを選べばいい
生きがいの賞味期限は短くてもいい
また作ればいいのだから
鬱っぽい時
まず自分のことがどうでも良くなる
色んな事後回しにする
人前ではちゃんと出来る
それだけは最低限守れている
なんか笑えなくなる
面白かったこと思い出せない
そのスパイラル
抜け出そうとするのではなく
もう流されるまま
どうにでもなーれと思うことで
安寧を謀っている
自分を知る質問 -10-
Q1
あなたの好きな時間の過ごし方は?
Q2
あなたに足りているもの、足りていないものは?
Q3
あなたに影響を与えた人物は?
Q4
あなたを支えている言葉は?
Q5
今、何の柵(しがらみ)もなく
生活を選べるならどうなりたい?
Q6
実はモヤッとしていることは?
Q7
実は叫びたいことは?
Q8
惹かれる物事は何?
Q9
今、幸せですか?
なぜ自分を知りたくなったのですか?
高校生に伝えたいこと
これは私が部活動の指導員を引退するときに
教え子だった高校生達に送った手紙です。
_____________
2年間の部活動お疲れ様でした。
多感な10代の間に、打ち込める何かを見つけられたのはとても幸福なことだと私は思います。
さて、これから受験という壁が
立ちはだかる方が多いでしょう。
それに重なるかのように
また別のストレスが加わることもあるでしょう。
そのような苦悩に嫌気が差す日もあると思いますが、
今回は私から「10代は悩むべきだ」というお話をしますね。
「アイデンティティの獲得」
という言葉を聞いたことはありますでしょうか。
アイデンティティとは、
エリクソンという人が提唱した概念です。
そして「アイデンティティの獲得」とは
「自分とは何者か」「自分の目指す人生とは何か」というような問いに対して、
肯定的かつ確信的に答えられることです。
現段階で上記の問いに
答えられる方は少ないと思います。
しかし、10代後半に差し掛かった皆様は
人生における青年期です。
エリクソンは青年期の課題として
「アイデンティティの獲得」を挙げています。
「アイデンティティの獲得」が出来ると、
自分が何者であり、
どのような方向に向かうのかという
認識を得ることができます。
もしアイデンティティの
獲得が出来なかったらどうなるのか。
将来に関する展望が築けなくなったり、
自分に対して否定的になると言われています。
恐れることはありません。
「アイデンティティの獲得」には時間が掛かるものです。
「自分って何だろう」という漠然な問いが
頭の片隅にあれば、いつか獲得まで辿り着けるはずです。
着たいと思う服も、好きになるタイプも変わります。
親密になった人と突然縁を切りたくなる瞬間もあります。
一貫性の無さを感じるかもしれませんが、今はそれでいいのです。
沢山悩んだ人が自分を確立できます。
全てを投げ出したくなる夜も、
命に関わる決断に踏み切りたくなる衝動も、
自己否定しかできない時間も、
青年期の皆様にとっては大切な過程なのです。
私自身もそうでしたから。
これから悩んだり、
自信を無くしたり、不安になったりしたら、
睡眠を取るか、好きなことをするか、
誰かに話を聴いてもらうことを推奨します。
私は、ずっと皆様の味方でいますから、
どうかそのことは忘れないでいてください。
以上「10代は悩むべきだ」という極私的な考えです。
あなたにとって、幸福な人生を歩んでいけますように。
_____________
私の言葉で誰かが救われたら有り難い
私の考え方が、
誰かに新たな知見を与えられたら喜ばしい
たった一夜を乗り越えるための言葉を私は紡ぐ
共に夜を越えたいのです。
会議中の反抗
5つに跨る弊社営業所
勤続15年以上のMG陣が
各営業所の 1ヶ月の進捗を語る
全員参加の報告会議がある
幾多の経験を乗り越えてきたMGが
前のめりで各営業の業績を語る
自身の営業所のメンバーが
奮闘した結果を語る事が
微かな喜びである様なその姿
これがリーダーシップというものなのだろう
この会議の度に私は未来を想像する
15年勤めたところで
私はMGの様にはなれない気がして
また心の温度を静かに下げてしまう
ある環境において
「あぁこの人染まってるなぁ」
「私はそうはなれないな」
「同じ温度で笑えないな」
そう感じているとしたら
いつか立ち去るサインだと思う。
私の恋の話 2/29
私は彼に一瞬で射抜かれた
言葉にならない輝きがそこにあった
…と綴っているが
出会った当初はただの「かっこいい先輩」だった
部活に行くのが楽しみになる理由の一つだった
高校生ってほんと単純で
「先輩かっこいい」だけで小さな歓声を上げられる
私もその一人で
太鼓を打つ姿、篠笛を吹く姿
所作、声、姿勢、何もかもを推せた
2人きりではあんまり話せなくて
部員の男の子を挟んで会話したり
業務的なことをなるべく引き延ばして質問したり
会話を交わすだけで心が躍るから
「次はどうやって声を掛けたら話せるかな」なんて
可愛らしいことをよく考えていた
憧れの人がいるだけで
こんなに努力って楽しいんだって思えた
そんな純情で綺麗な憧れを抱いていた16歳
5年後に起こることなんて予想だにせずに。